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生活綴り方

生活綴り方とは,日々の生活を文章にして綴ることで、自らの生活を見つめなおし,生活を向上させようとする教育実践・・・だそうです。

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今日は勤務先の学校の卒業式だった。
卒業生の担任として,今日まで数々の仕事がそれこそ山のようにあり,それに忙殺される日々だった。
体力的にもう限界。
家族にもいろいろ迷惑をかけた。
もっと早く仕事にとりかかれれば,もっと余裕を持ってあの子達を送り出せたのに・・・と,今回も後悔・・・。
子ども達との関係も,完璧な「ハッピーエンド」とはいかず,たくさんの後悔を抱えたまま今日という日を迎えてしまった。
だがとにもかくにも,一つの終わり。
一つのピリオドが打たれたのだから,過去は振り返らず,後悔を反省に変えて,未来に向かってすすまねばと思う。
残務もそれこそ山のようにあるのだがら(全て書類関係・・・)。

式の後には,保護者の方々による手作りのあたたかい謝恩会にも呼んでいただき,楽しい時間をすごすことができた。
本当にありがたいことだ。
だが,この保護者の皆さんの期待にどこまで応えることができたのだろうかと,自分の未熟さをさらに悔しく思う場にもなってしまったのだが・・・(しつこい?)

さて,一つの区切りを迎えたので,今日は自分にご褒美を準備した。
数週間ぶり(一月以上になっているかもしれない)のビールと,購入しながら今日まで封印してきた漫画の数々だ。
ビールは特に禁酒してきたわけではないのだが,いつの間にか飲まない日が続いていたので,そのまま飲まずにいた。
だが今日は飲みたい気分なのだ。
漫画は仕事を止めないため,および仕事のモチベーションを高めるための材料として,未開封で「積ん読」にしていたもの。
そのラインナップは,以下の5冊。

 ・のだめカンタービレ #20 (二ノ宮知子)
 ・はじめの一歩 83 (森川ジョージ)
 ・capeta 16 (曽田正人)
 ・MOON 1 (曽田正人)
 ・ARIA 12 (天野こずえ)

本誌連載を読まない自分にとっては,毎回単行本の発刊を首を長くして待っている,大事なシリーズである。
しかもかつて漫画だけで数本の書棚を占拠していた反省から,新規の漫画購入は(基本的に)しないと固く心に誓った身なので,さらに貴重さが増すというもの。
その貴重な漫画の数々を,もったいないと思いつつ一挙に読む快感を味わった。

のだめは少しトーンダウンした感じで不満が残ったが,曽田正人作品は予想以上のできで,大興奮。
だが何よりも「想定外」だったのが

ARIAの最終回

途中でうっすらと気づいたものの,読む前にはまったく予想していなかったので,大いにショックだった。
特に今日が自分にとって大きな「別れの日」だっただけに,もう一つの「別れ」が用意されていたことに,何か運命的なものを感じ,なおのこと感傷的になってしまった。

だが,最初のショックを通り抜けて感じるのは,今日この本を読めたという運命に感謝したい気持ちだった。
別れを今日実体験として味わったからこそ,この巻のもつメッセージを今日は誰よりも強く感じられるような気がするから。
そしてこの巻を読んだからこそ,今日の別れを心から祝福できる気持ちになれたから。

 「あの頃の楽しさに囚われて 今の楽しさが見えなくなっちゃもったいないもんね」
 「あの頃は楽しかったじゃなくて あの頃も楽しかった・・・よね」
 「きっと本当に楽しいことって 比べるものじゃないよね」
 「あっ でもワンポイントアドバイス
  今-楽しいと思えることは 今が一番楽しめるのよ」
                                     (ARIA12 p.148-149)

この素敵なお話を,この温かな世界を届け続けてくれた作者の天野こずえさんに,心から感謝したいと思う。
AQUAから始まったこのシリーズに出会えて,本当に幸せだった。
そして今日学校を巣立っていった,私の愛する教え子たちにも心からの感謝と,その未来に心からのエールを送りたい。
一緒にすごした日々の思い出を大切に,お互いにそれぞれの道をしっかりと歩んでいこう。
「この道の続きに待っている みんなの素敵な未来」に出逢うために。
学校の図書室で『ペネロペ』という絵本に出会った。

3歳の青いコアラの女の子が主人公。
彼女は幼稚園児なのだけれど,とにかく失敗ばかりする。
履物を間違えたり,服を間違えたり・・・。

そんな彼女に与えられた「称号」は『うっかりやさん』。
裏表紙のキャラクター紹介にもちゃんとそう書いてある。
『ペネロペ うっかりやさん』と。

『うっかりやさん』。
なんて優しい言葉なんだろう。
なんて温かなまなざしなのだろう。

自然に笑顔になり,心が温まる思いがした。
そしてその直後,わが身を振り返り,恥ずかしくなった。
失敗ばかりの子どもに対し,自分はどんな声をかけているだろうか。

「しっかりしなさい!」
「ちゃんとしなさい!」

父として,
教員として,
子どもを温かく見るまなざしを身につけねば。
子どもをゆっくりと見守る余裕を持たねば。
そう気付かせてくれた絵本だ。
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