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生活綴り方

生活綴り方とは,日々の生活を文章にして綴ることで、自らの生活を見つめなおし,生活を向上させようとする教育実践・・・だそうです。

A4が書類の基本サイズとなって久しい。
身の回りのファイル,バインダーの類は,そのほとんどがA版である。

これに合わせ,ノートやレポート用紙のサイズもA4もしくはA5が増えてきたと思う。
A判による規格統一が行えれば,管理が容易になるし,見た目も揃って美しいと感じるからだろう。

だがこのノート選択は正しいのだろうか?
バラバラにして書類と同じように扱うレポート用紙はともかくとして,綴ったまま使うことを前提としたノートに関しては,A判はあまりいい選択ではないように思えてきた。

というのも,たとえばA4の資料をA4判のノートとともに扱おうとすると,

 ・A4判のノートにA4資料をそのまま挟もうとすると,大抵の場合はみだすし,
  貼り付けもできない。
 ・かといって折りたたんでA5にすると,逆に小さすぎてスペースがもったいない。

という状態になるからである。

これに対し,B5のノートであれば,半分に折ったA4資料を余裕をもって挟んだり,貼り付けたりできる。
そうなると,A4の資料と一番親和性の高いノートはB5と言えるのではないだろうか。

逆にいえば,A4のノートと親和性が高い資料は,

 ・そのまま挟んだり貼ったりするならB5
 ・折り曲げるならB4

ということになろう。

もちろん,資料をノートに挟んだり,貼ったりといった場面に限定される話であり,さらには単に私が常識を知らなかっただけかもしれないが,
「A判にはA判」
という固定観念から解放された思いがしたので記録しておく。
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現在の候補はA6サイズ。
それもスケジュール専用ではなく,あくまでもノートとしてのA6。
もちろん,出典は『すべての情報は1冊のノートにまとめなさい』である。

やはりその携帯性が魅力であるし,1つのノートでスケジュールからユビキタス・キャプチャーまでカバーできるのは魅力である。

しかし,はたしてそこまでの携帯性を求める必要があるのだろうか?と改めて自問してみる。
確かに教室や廊下で即座に予定を言えないことは困る。
だがそれと,「スケジュール帳も尻ポケットに入れる」とは別の問題のような気がしてきた。

別にポケットに入っていなくても,「常時携帯」は不可能ではない。
要は常に持ち運べばいいわけだ。
 ・たとえばウエストポーチ。
 ・たとえば100円ショップのかご。
 ・たとえば手持ち。
ともかく,常に手元にあるという習慣さえあれば,それが「常時携帯」となるわけだ。

教員はよく,配布物や授業の教材等を教室へ運ぶため,100円ショップのA4サイズのカゴや,場合によっては買い物かごのようなものまで使っている。
自分もそういうたぐいのかごをいくつか持っており,システム手帳をそれらに入れることも多い。
ただ,かごに入れることをついうっかり忘れてしまったり,手帳を入れたかごを教室や職員室に置きっぱなしにしてしまうから,いざという時に予定がわからないということになる。
大事なのは,自分自身の習慣ということになるだろう。

となると,常時携帯可能な手帳やノートのサイズは,一挙に広がる。
具体的にはバイブル,野帳,moleskine,A6,A5,B5,A4あたりが候補。
この内,現実に使えそうなのは,バイブル,A5,B5,A4だろう。
最有力であったはずのA6や,これまでもユビキタスキャプチャを行ってきた野帳・moleskineは,A4の書類やデータを挟むことが不可能に近いし,もしはさんでも痛みが激しそうだ。

では,実際に私が手帳を取り出すのは,どんな時か?
そして,その場面に応じた大きさはどんなものになるだろうか?
という観点で,考えてみたい。


@教室
・学級の児童に予定を伝えるとき
・予定当番に明日の予定を伝えるとき
・他の先生に明日以降の予定を伝えるとき
・週予定黒板を書くとき
  ↓
 大きさは特に関係ない

@職員室
・翌日以降の予定をたてるとき
・指導計画綴りを書くとき
・部活の予定をたてるとき
・学年便りを書くとき
  ↓
 大きさは特に関係ない

@職員会議
・月歴を確認するとき
  ↓
 会議用の机では,A4の大きさは少し大きすぎる気がする
 ただし,月歴やその場で配られる資料との親和性は,A4が一番

@家
・家族に関する予定を入れる時
  ↓
 大きさは特に関係ない

@歯医者
・歯の診察日を予約する時
  ↓
 A4はさすがにかっこ悪いし,大袈裟にみえるだろう。
 だが数か月に一度のことに過ぎない。

@そのほか
・部活の保護者会→大きさは特に関係ない
・図書館→予定表を出すことはほとんどないし,大きさは特に関係ない
・ラーメン屋→予定表を出すことはほとんどないし,大きさは特に関係ない


こうしてみると,意外に大きさは関係ないことがわかる。
というか,教室と職員室以外ではあまり使わないので,外へ持ち出す必要性があまりないことが判明。
となると,やはり教室と職員室との往復以外での携帯性は,特に求める必要がなさそうだ。
デスクワークの人に比べれば,机の前にいる時間は短いが,営業の人ほど広範囲に持ち歩くわけではないし。
『教務必携』というノートを使う教員が多いのも,きっとこんな理由なのだろう。

となると,紙面が広く,A4の書類との親和性が一番高いA4サイズがベストとなるだろうか。
そんなスケジュール帳あったかな?
A4のルーズリーフや4穴バインダーを使った自作が,一番の近道になるかもしれない。
それともB5か?
それとも樋口健夫氏推薦のA5サイズのバインダーか?
手帳探しの旅は続く…。
※間が空きました。
 今回からふたたび語尾を「である調」に戻します。
 ただでさえ,自分の文章は冗長なのですが,「ですます調」はそれに拍車をかけるように感じたからです。
 また,自分のメモは基本的に「である調」であり,それをいちいち変換するのが面倒臭くなった,というのも理由です。
 つくづく面倒くさがりです。


自分が常に手元で管理・確認したい情報,およびそのためのアイテムは,

 ・ユビキタスキャプチャー(MOLESKINE)
 ・ToDo管理(測量野帳)
 ・スケジュール(システム手帳)

の3つであることを,以前書いた。
このうち,ユビキタスキャプチャーに関しては,『情報は1冊のノートにまとめなさい』で紹介されているA6ノートに移行実験中である(前回のエントリー)。
だが,これら3つノート類を常に身につけていることが難しく,困っている。

特にスケジュールを管理しているシステム手帳が問題である。
かさばるため,とても尻ポケットには入らず,基本的に職員室に置きっぱなしになりがちだ。
すると教室や廊下で翌日以降の予定を知りたくなっても,すぐその場では分からず,後から確認しなおす必要(手間)がでてくる。
時には,その確認をうっかり忘れてしまうことも…。

そこで能率手帳に代表される「綴じ手帳」タイプのスケジュール帳の導入を検討してみた。
これならば尻ポケットに入る!
もともとメモ部分が少ないことが不安で,これまでスケジュール管理にはシステム手帳を使ってきたが,メモを別に管理するようになった現状ならば,その必要も無くなった。

ところが,これで解決かと思ったところで新たな問題が浮上した。
スケジュール帳「だけ」ならば尻ポケットに入るのであるが,2つの尻ポケットは既にA6ノートと測量野帳に占拠されてしまっているのだ。
1つのポケットに2冊以上いれてみようとも思ったが,どうも取り回しが悪い。
となると,3つのうちのどれか,できれば3つとも,一つのアイテムに集約したくなってくる。

携帯電話を使えば,これは容易であろう。
だが職員室ならばともかく,教室で携帯電話を子ども達の前で取り出すのは,抵抗がある。
PDAという手も考えたが,高価だし,何より子ども達と一緒に活動する日々の中では,その耐久性に不安が残る。
となると,やはりアナログによる情報管理ということになる。

ということで,改めてノート類チェックし,その候補を探すことにする。
最右翼はやはり『情報は1冊のノートにまとめなさい』で取り上げられたA6ノートになるだろう。
A6ノート自体にスケジュール管理をする機能はないが,印刷物を貼り付けることで,それを補う方法も示されている。
多少不安のある形なのだが…。
これまでユビキタス・キャプチャーのアイテムとしてA6ノートを検討してきたが,スケジュール管理まで含めての再検討を新たに始めることにする。
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